産科医療補償制度とは

当院は産科医療補償制度に加入しています。

産科医療補償制度とは?

ご存知の方もおられるかもしれませんが、本制度は通常の妊娠・分娩にもかかわらず脳性麻痺となった児を救済する制度で平成21年1月1日出生の児より対象となります。

 

これは原則として出生体重2000g以上かつ在胎週数33週以上で生まれた赤ちゃんが、万一分娩時のトラブルによって脳性麻痺となってしまった場合に、赤ちゃんとそのご家族を経済的に支えるシステムです。唯、初めての制度ということで当初は脳性麻痺児の全ては対象とされていませんが、いずれ対象範囲は拡大されるものと思われます。

 

当院ではさまざまな対応により分娩時の医療事故を未然に防ぎ、分娩時のトラブルにより赤ちゃんが脳性麻痺になるようなことができるだけ0に近づける努力を行っています。

 

その上で万一の場合には、当院で生まれられる全ての赤ちゃんがこの制度により補償されるように、運営組織である日本医療機能評価機構に、当院の施設登録を行っています。